楽天証券でNISA口座を開く手順 ── 申し込みから積立設定まで
楽天証券でNISA口座を開く手順を、公式の案内に沿って順番に整理。用意するもの、税務署の審査、他社で持っている場合の手続き、口座が開いたあとの積立設定まで。2026年11月時点の内容。
この記事の楽しみ方
「NISA、そろそろやった方がいいのかな」って思いつつ、何から手をつければいいのか分からなくて止まってる人、いるんじゃないかな。この記事は、そんな人に向けて書いてくね。NISAが何なのかよく分かってなくても大丈夫。
私の場合、いちばん時間がかかったのは商品選びじゃなかったんだよね。申し込み、本人確認書類、マイナンバー、初期設定。一個ずつは大したことないのに、なんかずるずる伸びて、気づいたら数週間たってた。
だからここでは、楽天証券で口座を開く手順を、上から順にやっていけば終わる形で並べてみたよ。総合口座(証券会社の基本の口座)とNISA口座は同時に申し込めるし、口座を開くだけならお金はかからない。開いたからって、何かを買わなきゃいけないわけでもないんだ。
読み終わるまで10分くらい。動くかどうかは、そのあとで決めてくれればいいからね。
先に大事なこと
手順に入る前に、3つだけ伝えておくね。
- 元本割れすることがある。 NISAは税金の仕組みで、利益を約束してくれるものじゃないんだ。買った商品の値段が下がれば、入れたお金より減っちゃうこともあるよ。
- 考え方の基本は「長期・積立・分散」。 長い時間をかけて、少しずつ、いろいろなものに分けて買うっていう考え方だね。値動きの影響をならすためのもので、損をしない方法ってわけじゃないから、そこは覚えておいてね。
- 最後の判断は自己責任。 この記事は口座を開くまでの手順の説明で、特定の商品をすすめるものじゃないよ。
値下がりしたときに慌てないための話は、株価下落で売りたくなった ── 設計しておけば判断しないで済む に書いたから、気になったらのぞいてみて。
この記事の内容は2026年11月時点のもの。楽天証券と金融庁の公式ページを2026年11月2日に読んで書いてるよ。画面や手続きは変わることがあるから、実際に手続きするときは公式の案内を優先してね。
NISAは商品ではなく口座の仕組み
「NISAを買う」って言う人もいるけど、実はNISAって商品の名前じゃないんだ。
投資で出た利益には、ふつう約20%の税金がかかるんだけど、NISA口座の中で買った商品の利益には、それがかからない。つまり、税金の仕組みがついた口座のことなんだよね。
だから、口座を開いただけではお金は増えも減りもしないよ。口座の中で投資信託や株なんかを自分で選んで買ったときに、はじめて動き出す感じ。分からない言葉が出てきたら、用語集 も使ってみてね。
制度の数字はこれだけ。全部覚えなくても大丈夫だよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| つみたて投資枠 | 年120万円まで(積立のみ) |
| 成長投資枠 | 年240万円まで |
| 2つの併用 | 年最大360万円 |
| 総枠(非課税で持てる上限) | 1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) |
| 非課税の期間 | 無期限 |
| 対象 | 日本国内に住んでいる18歳以上 |
「18歳以上」は、利用する年の1月1日時点の年齢で見るんだ。2027年1月からは「つみたて投資枠」の年齢要件がなくなって、0〜17歳も口座を開けるようになるよ(金融庁)。ただ、この記事は大人が自分の口座を開く場合の話だね。
まず確認 他社でNISAを持っていないか
【NISA口座は1人1金融機関まで】
すでに他社で持ってる人は、そのまま申し込んでも開設できないんだ。
ここが分かれ道。自分がどれに当てはまるか、見てみてね。
- はじめて開く人:このまま次の「用意するもの」へ進んでね
- 他社で持ってる人:下の 他社で持っている人の手続き を先に読んでね
- 覚えてない人:税務署か、e-Taxのマイページで確認できるよ(金融庁)
銀行で勧められて作った気がする、くらいの記憶でも、一度確認しておくと安心だよ。
用意するもの
本人確認のやり方は3つあって、どれを選ぶかで必要なものと日数が変わるんだ。
| 本人確認の方法 | 必要なもの | 口座開設完了まで |
|---|---|---|
| スマホで撮影 | マイナンバーカード | 最短翌営業日 |
| スマホで撮影 | 運転免許証(初期設定でマイナンバー登録も必要) | 最短翌営業日 |
| アプリでマイナンバーカードを読み取り | マイナンバーカード | 最短翌営業日 |
| 書類をアップロード(スマホかPC) | マイナンバーカード、運転免許証、住民票の写しなど(初期設定でマイナンバー登録も必要) | 約5営業日 |
細かいところを4つだけ。
- スマホで撮影は、顔写真なんかの撮影も必要になるよ。
- アプリで読み取りは、アプリを先に入れておくのと、マイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号(英数字6〜16文字)が必要。顔写真の撮影はいらないんだ。
- マイナンバーの登録がある人は、番号を確認できるものも手元に置いておくと、途中で止まらずに済むよ。
- 書類をアップロードで使う書類には条件があるんだ。たとえば住民票の写しは発行から6か月以内。詳しくは公式の 本人確認書類について にまとまってるから、見ておいてね。
あとはメールアドレス。ログインIDがメールで届くからね。
申し込みの流れ
下の図は、申し込みから積立が始まるまでの流れをまとめたものだよ。
公式の案内だと5ステップ。スマホで本人確認する場合は、こんな感じで進むよ。
- 口座開設の申込。 楽天証券の公式サイトにある「口座開設」ボタンから進むよ。総合口座とNISA口座は同時に申し込めるんだ。
- スマホで本人確認。 書類と顔写真を撮影して、本人情報を入れて、ログインパスワードを決めるよ。
- ログインIDの受け取り。 メールで届くよ。申込完了から最短で翌営業日だね。
- 初期設定・マイナンバー登録。 ログインして、暗証番号や勤務先の情報なんかを登録するよ。通常5分くらいで、ここまで済むと「仮開設」になるんだ。アプリの「iSPEED」「iGrow」からは初期設定ができないから、公式サイトからログインしてね。
- NISA口座の開設完了。 税務署の審査が終わると「本開設」になるよ。
途中で「特定口座」「源泉徴収」って言葉を見かけるかもしれないけど、これはNISAの外で投資したときの税金の手続きを軽くするための口座のこと。「源泉徴収あり」を選ぶと、確定申告を不要にできるんだ(楽天証券の案内)。NISA口座の中の利益にはそもそも税金がかからないから、NISAだけを使うなら、ここで長く悩まなくて大丈夫だよ。
ひとつ正直に言っておくと、申し込みフォームの中の画面は、口座を作らないと見られないから確認できてないんだ。ここに書いたボタン名や手順は、公式の案内ページに書かれてる範囲のものだよ。
税務署の審査 結果が出るまで
NISA口座には税務署の審査があるんだ。楽天証券の案内だと、通常1〜2週間くらいかかって、終わると完了のメールが届くよ。
審査が終わるまで待たなくても、初期設定とマイナンバー登録まで済めば、NISAでの取引はできるんだ。審査に進むタイミングは、提出した書類で変わるよ。
- マイナンバーカード:口座開設のあと(初期設定が終わる前)
- 運転免許証:初期設定が終わったあと
開設できなかった場合
他社にNISA口座があるなどで開設できなかったら、NISAでした取引はすべて、税金がかかる「一般口座」の取引に変わっちゃう。一般口座っていうのは、税金の計算や申告を自分でする口座のことだよ。
楽天証券の案内だと、一般口座へ変更している間(約3営業日)は売却できないんだ。売却益や配当があれば、さかのぼって課税されて、確定申告が必要になるよ。
だから、他社に口座があるかもしれないなら、審査完了のメールが届いてから取引を始めると安心だね。
他社で持っている人の手続き
別の金融機関のNISA口座を楽天証券に移す手続きを「金融機関変更」っていうよ。3ステップで進むんだ。
- いまの金融機関から書類を受け取る。 変更の手続きをして、「勘定廃止通知書」か「非課税口座廃止通知書」を取り寄せてね。
- 楽天証券に申し込む。 通知書の情報を入力して、本人確認書類を出すよ。
- 審査を待つ。 完了したら「お知らせ」などで連絡が来るよ。
時期だけは気をつけてね。変更できるのは、変更したい年の前年10月1日から、その年の9月末まで。楽天証券の2026年分の受付は9月29日で終わってるから、いま手続きすると、取引が始められるのは2027年1月からになるよ。
ほかにも3つ、知っておいてほしいことがあるんだ。
- その年にすでにNISAで買ってると、その年の分は変更できないよ。
- いまの金融機関で買った商品は楽天証券へ移せないんだ。売らなければ、元の金融機関で非課税のまま持ち続けられるよ。
- つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関に分けることはできないよ。変更は年単位になるんだ。
口座が開いたあとの流れ
ここからは操作の説明だから、商品名は出さないよ。流れは「お金の用意 → 商品を選ぶ → 積立設定」の順だね。
お金の用意
証券口座のお金で積み立てるなら、先に入金が必要なんだ。方法は4つあるよ。
| 入金方法 | 使える銀行 | 手数料 |
|---|---|---|
| 自動入出金(スイープ) | 楽天銀行 | 無料 |
| らくらく入金 | 楽天銀行、みずほ銀行 | 無料 |
| リアルタイム入金 | 楽天銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行など | 無料 |
| 通常振込入金 | 全国の金融機関 | 自己負担 |
自動入出金(スイープ)だけは入金の手続きがいらないけど、楽天銀行の口座と「マネーブリッジ」の申し込みが必要だよ。楽天カードや楽天ペイ残高で積み立てる場合は、次の積立設定で引落方法として選ぶ形になるんだ。
入れるのは、当面使わないお金だけにしてね。手元にいくら残すかは 生活防衛資金は「過去1年の出金平均」で決まる に書いたから、迷ったら読んでみて。
商品を選ぶ
どれを買うかは自分で決めるところだから、この記事では扱わないよ。考える材料としては、smart-sideにこんな記事があるんだ。
リンク先には具体的な商品名も出てくるよ。書いた時点の一つの見方だから、そのまま真似しないで、目論見書(商品の説明書)も読んで確かめてね。最後に商品を決めるのは自己判断でお願いします。
積立設定
NISAの枠って、別の手続きで設定するものじゃないんだ。積立設定の中で、どの枠で買うかを選ぶ形になってるよ。
楽天証券の 操作ガイド だと、つみたて投資枠の場合はこの順番だね。
- まず、選んだ投資信託の「積立設定」ボタンを押して、口座区分で「NISAつみたて投資枠」を選ぶよ。はじめての積立だと「投資信託積立取引約款」の確認も出てくるからね。
- 次に積立金額を入れる。
- 分配金コースを選ぶ。「再投資型」(商品から出たお金を買い増しに回す型)が最初から選ばれてるよ。
- 目論見書を確認する。
- 引落方法と積立指定日を選ぶ。
- 内容を確認して、取引暗証番号を入れたら「設定する」を押してね。
- これで設定完了。あとから「NISA」→「積立設定」で確認できるよ。
成長投資枠で積み立てるときは、口座区分で「NISA成長投資枠」を選んでね(操作ガイド)。その枠の対象外の商品には、選択肢が出てこないよ。
引落方法は 選べる引落方法 にまとまってるよ。主なものはこの3つかな。
- 楽天カードクレジット決済:月10万円まで。毎月12日までに設定すると翌月の積立からになるよ。
- 楽天ペイ残高(電子マネー):月5万円まで。こっちも毎月12日までに設定すると翌月の積立からだね。
- 証券口座(楽天銀行マネーブリッジ):証券口座のお金から。毎月1〜28日のうち、指定した日に積み立てるよ。つみたて投資枠なら「毎日」も選べるんだ。
証券会社の選び方
「結局どっちがいいの?」って思うよね。でも、この記事ではそれには答えないよ。人によって違うし、条件も変わるからなんだ。見るとしたら、次の3つかな。
- いつも使ってるカードで積み立てられるか。 楽天証券は楽天カード、SBI証券は三井住友カードなどが、公式の案内に載ってるよ。
- いつも使ってる銀行と連携できるか。 楽天証券は楽天銀行、SBI証券はSBI新生銀行とドコモSMTBネット銀行との連携サービスがあるよ。
- 画面を見て続けられそうか。 両社とも操作ガイドを公開してるんだ。積立設定のページを一度読むと、雰囲気が分かるはず。
ポイントや手数料の条件は変わりやすいから、申し込む時点の公式の案内で確かめてね。どっちを選んでも、NISA口座は年単位で別の金融機関に変えられるよ。
SBI証券で開く場合の手順は SBI証券でNISA口座を開く手順 に書いたよ。
今日できる1個
本人確認書類を手元に出す。今日はここまでで十分だよ。
マイナンバーカードか運転免許証を、財布から出して机に置くだけ。申し込むかどうかは、そのあとで決めればいいからね。口座を開くだけならお金はかからないし、開いても買わなくていいんだ。
最後に商品を決めるのは自己判断でお願いします。
確認した公式ページ
どれも2026年11月2日に確認したよ。画面や手順、数字は変わることがあるから、手続きのときは公式の案内を優先してね。
- 口座開設から手続きまで(楽天証券)
- NISA口座開設の流れ(楽天証券)
- NISA口座開設時の注意点(楽天証券)
- NISA口座の金融機関変更(楽天証券)
- 本人確認書類について(楽天証券)
- 特定口座(楽天証券)
- 入出金(楽天証券)
- 積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)(楽天証券)
- 積立設定 操作ガイド(楽天証券)
- 選べる引落方法(楽天証券)
- 入金方法のご紹介・比較(SBI証券・「証券会社の選び方」で参照)
- クレカ積立(SBI証券・「証券会社の選び方」で参照)
- NISAを知る(金融庁)
- よくある質問(金融庁)