信託報酬って何?
信託報酬を「年会費」で説明。投資信託に毎年払う運営費・残高に対して%でかかる・低いほどよい、の3点だけ。eMAXIS Slim が支持される理由の正体。
1行で答えると
信託報酬は、投資信託を持っているあいだ、毎年自動で引かれる「運営費」 のこと。
ジムや動画サブスクの「年会費」みたいなもの。
身近な例えで言うと
ジムに入会すると、月会費を払うよね。同じように、投資信託を持ってると 毎年「運営してる人たちへの会費」 を払う。
ジムと違うのは:
- 金額じゃなくて %(パーセント)で取られる
- 自分で払い込む必要なし。自動で残高から引かれる
- 毎日少しずつ引かれるから、引かれてる感がない
たとえば100万円持ってて信託報酬が年0.1%なら、1年で 1,000円 が自動で消える。これが100万→200万→300万 と増えていけば、引かれる金額も増える。
3つの特徴(これだけ覚えておけば動ける)
① 残高に対して % でかかる
「年0.1%」とか「年1.5%」みたいに 持ってるお金の何% が毎年引かれる。
100万持ってて年0.1%なら、1年で1,000円。 1,000万持ってて年1.5%なら、1年で15万円。
お金が増えると、引かれる金額も増えるところがポイント。
② 低いほど良い
リターン(増える率)が同じなら、信託報酬が低い方が 手元に残るお金が多い。
具体例:年5%で30年運用した場合
- 信託報酬 0.1% → 元本に対して 約24倍 に
- 信託報酬 1.5% → 元本に対して 約16倍 に
同じ運用で、信託報酬の差だけで結果が大きく変わる。
③ 自分で気づきにくい
毎日少しずつ自動で引かれるから、明細書を見ても「信託報酬で○○円引かれました」って大きく書かれない。
「気づかないうちに、長い時間かけて削られてる」のが信託報酬。だから 買う前に確認するのが鉄則。
どこで使われているか
- すべての 投資信託(インデックスでもアクティブでも)に必ずある
- ETF にも「経費率」という名前で同じものがある
- 普通預金や個別株(自分で買う株)には 信託報酬はない
新NISA・iDeCo で投資信託を選ぶ時は、必ず 信託報酬の数字を見る。
混同しやすい用語との違い
アクティブファンドとインデックスファンド
| 項目 | インデックスファンド | アクティブファンド |
|---|---|---|
| 信託報酬の目安 | 年 0.05〜0.2% | 年 1〜2% |
| 中身を選ぶ人 | 機械的(市場連動) | プロが選ぶ |
| 長期勝率 | 高い | 低い(信託報酬が高いから) |
信託報酬が高い分、長期では負ける。これが「インデックスを推す」最大の理由。
販売手数料との違い
販売手数料は 買う時に1回だけ払うお金。今は「ノーロード(販売手数料0円)」が主流。
信託報酬は 持ち続けるあいだずっと払うお金。こっちの方が長期では効く。
まとめ
信託報酬 = 投資信託を持ってる間ずっと自動で引かれる「年会費」。
- 残高に対して % でかかる
- 低いほど手元に残るお金が多い
- 自分で気づきにくいから事前確認が鉄則
この3つだけ覚えておけば、新NISA で何を選ぶかの判断軸が1個増える。
eMAXIS Slim シリーズが支持されているのは、信託報酬が 業界トップクラスに低い(年0.05〜0.1%台)からです。
ここから先の話
信託報酬の差が30年でどれくらい効くかの計算:
→ 新NISA は eMAXIS Slim 1本でいい その判断に必要な3つの計算
そもそもインデックスファンドって何?:
時間が長いほど効く「複利」って何?:
→ 複利って何?