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— 投資 / お金 · 2026.05.05 · 5min

iDeCo って何?

iDeCo を「老後専用の貯金箱」で説明。税金が安くなる・60歳まで引き出せない・自分で運用する、の3点だけ。NISA との違いと、どっちを優先するかの考え方。

1行で答えると

iDeCo(イデコ)は、自分で積み立てる「老後専用の貯金箱」

普通の貯金との違いは、税金が安くなる代わりに、60歳まで引き出せないこと。

身近な例えで言うと

老後専用の鍵付き貯金箱」をイメージしてみる。

  • 毎月、その貯金箱にお金を入れる
  • 入れた分だけ、今年の税金が安くなる(国からのご褒美)
  • 中で運用して増やせる
  • でも、60歳になるまで鍵が開かない

この鍵付きの代わりに、税金面で大きな優遇があるのが iDeCo。

3つの特徴(これだけ覚えておけば動ける)

① 税金が安くなる(3段階)

iDeCo は、3つの場面で税金が優遇される:

  1. 入れる時:積み立てた金額が、その年の所得から差し引かれる(=所得税・住民税が安くなる)
  2. 運用中:増えた利益に税金がかからない(普通は約20%取られる)
  3. 受け取る時:退職金扱いで、税金が大きく減らせる

つまり「入れる時・運用中・受け取る時」全部で税金が優遇される。

② 60歳まで引き出せない

これが NISA と一番違うところ。

NISA は いつでも売却して現金化できる。 iDeCo は 60歳まで引き出せない(原則)。

途中でお金が必要になっても、引き出せない。だから「老後まで使う予定がないお金」を入れるのが基本。

③ 自分で運用する

iDeCo は「決まった商品を買わされる」わけじゃなくて、自分で運用商品を選ぶ

選択肢は:

  • インデックスファンド(分散投資型)
  • アクティブファンド(プロが選ぶ型)
  • 元本確保型(定期預金など)

どれを選ぶかは自分で決める。インデックスファンドを選ぶ人が多い(手数料が安いから)。

インデックスファンドって何?

どこで使われているか

  • 自営業・会社員・公務員・主婦(主夫)、ほぼ誰でも入れる(国民年金の加入者なら)
  • 証券会社か銀行に口座を作って始める(楽天証券・SBI証券などが手数料安い)
  • 月の上限額は職業によって違う(自営業 月6.8万・会社員 月2.3万 など)

新NISA と並んで、日本の 「お金の運用の柱」 として推されてる制度。

混同しやすい用語との違い

NISA との違い

項目iDeCoNISA
引き出し60歳まで不可いつでも可
税の優遇入れる時・運用中・受け取る時(3段階)運用中だけ
月の上限1.2〜6.8万円(職業による)月3万円(年36万) ※成長枠を除く
受取時の税金あり(でも軽減される)なし
商品の自由度限られる(運営会社が選んだ中から)広い(投資信託・株・ETF など)

ざっくり言うと:

  • 流動性(いつでも使える)が大事 → NISA
  • 税金優遇を最大化したい → iDeCo

→ どっちを優先するかの詳しい話:iDeCo を選ばなかった理由 ─ 3つの揺らぎ

企業型 DC との違い

会社が用意してくれる 企業型 DC(企業型確定拠出年金)も、仕組みは iDeCo と同じ。違いは:

  • 企業型 DC = 会社が掛金を払う(会社員のみ)
  • iDeCo = 自分で掛金を払う

最近は 両方やる(マッチング)も可能。会社員の人は会社の制度を確認してから iDeCo を検討するのが無難。

まとめ

iDeCo = 老後専用の鍵付き貯金箱(60歳まで引き出せない)。

  • 税金が安くなる(入れる時・運用中・受け取る時)
  • 60歳まで引き出せない
  • 自分で運用商品を選ぶ

この3つだけ覚えておけば、新NISA との使い分けが見えてくる。

ここから先の話

iDeCo と NISA、どっちを優先する?

iDeCo を選ばなかった理由 ─ 3つの揺らぎ

新NISA を月3,000円から始める入口:

NISA、月3,000円から始めるとどうなるか

iDeCo の中で何を選ぶか:

インデックスファンドって何?