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— 投資 / お金 · 2026.05.05 · 5min

複利って何?

複利を「雪だるま」で説明。利息にも利息がつく仕組み・時間が長いほど効く・短期では地味、の3点だけ。NISA や iDeCo の効果の正体。

1行で答えると

複利は、「利息にも、また利息がつく」仕組みのこと。

雪だるまみたいに、転がしていくとどんどん大きくなる。

身近な例えで言うと

雪だるまを坂で転がすイメージ。

最初は手のひらサイズ。坂を1m転がすと、ちょっと大きくなる。次の1mを転がす時は、さっき大きくなった分にも雪がくっつく。

これが10m、100m と続くと、最後の方では「1m 進むごとに雪だるまがめちゃくちゃ大きくなる」状態になる。

複利の効きかたは、これとほぼ同じ。最初は地味だけど、後半で爆発的に効いてくる

3つの特徴(これだけ覚えておけば動ける)

① 利息にも利息がつく

100万円を年5%で運用したら、1年目は5万円増える。

複利だと、2年目は 「100万 + さっきの5万」の合計 105万 に5%がかかる。だから5万2,500円。

3年目は「110万2,500円」に5%。どんどん「元になる金額」が大きくなる。

これが普通の利息(単利)との違い。単利は毎年「元の100万」だけに5%だから、ずっと年5万円のまま。

② 時間が長いほど効く

10年だとそんなに差がつかない。 20年・30年で差が爆発的に開く

例えば月3万円を年7%で運用すると:

  • 10年で 約519万円(元本360万)
  • 20年で 約1,563万円(元本720万)
  • 30年で 約3,660万円(元本1,080万)

時間が2倍になると、結果は2倍じゃなくて、それ以上に増える。

③ 短期では地味

逆に、1〜2年では複利の効果はほぼ見えない。

「投資始めて1年経ったけど、全然増えてない…」って感じるのは普通。複利は 20年単位で見るもの。

短期で結果を求める投資(デイトレ・短期売買)は、複利の話とは別物。

どこで使われているか

  • 新NISA・iDeCo の運用効果は、ほぼ全部 複利の力
  • インデックスファンドが「長期で勝ちやすい」のも複利
  • 銀行の積立・社債なども、複利型の商品が多い

長期 × 積立 × 複利」の3点セットが、お金の運用の基本。

混同しやすい用語との違い

単利との違い

項目複利単利
利息のつき方元本+利息に再びつく元本だけにつく
時間が長いほど雪だるま式に増える一定ペースで増える
NISA / iDeCoこっちこっちじゃない

普通の投資商品は ほぼ全部「複利」 で動く。「単利」は債券の一部などごく限られたもの。

利回りとの違い

「利回り」は 1年あたり何%増えるか を表す数字。 複利は その仕組み の話。

「年5%の利回り」を 複利で30年運用すると どうなるか、というのが2つを組み合わせた話になる。

まとめ

複利 = 雪だるま式に増える仕組み。

  • 利息にも利息がつく
  • 時間が長いほど爆発する
  • 短期では地味だから焦らない

この3つだけ覚えておけば、新NISA や iDeCo の効果が「なぜそんなに大きくなるのか」が分かる。

ここから先の話

複利を実際の数字で計算した記事:

新NISA は eMAXIS Slim 1本でいい その判断に必要な3つの計算

「まず月3,000円から始める」場合の計算:

NISA、月3,000円から始めるとどうなるか

複利の対象になる「インデックスファンド」って何?:

インデックスファンドって何?