MCP って何?
MCP を「AI と道具をつなぐ口」で説明。AI が外の世界を触れる仕組み・1つから始められる・JSON 編集は卒業した、の3点だけ。Claude Code の機能を広げる装置。
1行で答えると
MCP(エムシーピー)は、AI が「外の道具」を使えるようにする仕組み のこと。
正式名称は Model Context Protocol。直訳すると「AI に状況を渡す共通ルール」。
身近な例えで言うと
スマホを買ったとき、最初は 電話と SMS しかできない。
でも、アプリを入れると:
- カメラで写真が撮れる
- 地図で道案内してくれる
- LINE で友達と話せる
AI も同じで、最初の状態だと「会話するだけ」。 そこに MCP という仕組みを通して 「使える道具」を追加 すると、AI ができることが一気に広がる。
たとえば:
- パソコンの中のファイルを読み書きできる
- カレンダーに予定を入れられる
- ウェブで調べ物をして報告してくれる
つまり MCP は 「AI のアプリストア」みたいな仕組み。
3つの特徴(これだけ覚えておけば動ける)
① AI が外の世界を触れる
普通の AI(ChatGPT など)は 自分の中の知識 で会話する。
MCP を使うと、AI が 「今のあなたのファイル」「今のカレンダー」「今のウェブの情報」 にアクセスして答えてくれる。
「過去に学習した知識」じゃなくて「今、目の前の状況」を見て動けるようになる。
② 1つから始められる
「MCP って、たくさん入れないとダメ?」と思いがちだけど、1つだけで十分 に効く。
最初におすすめなのは Filesystem(ファイルシステム) という MCP。 これだけで、AI が自分のパソコンのフォルダを読んで、ファイルを直接書き換えてくれるようになる。
「1つで動く、3つで止まる」と言われていて、最初は1つだけ入れるのが正解。
③ JSON 編集は卒業した
少し前は、MCP を入れるのに JSON ファイル(プログラム用の設定ファイル)を直接書く必要があった。 これが、非エンジニアにはすごくハードルが高かった。
でも 2026年現在は、設定画面でクリックするだけ で MCP を追加できるようになった。
Claude Desktop なら「Connectors」から、Claude Code なら拡張ファイル(.mcpb)をインストールするだけ。
JSON を触る必要はもうない。これが大事。
どこで使われているか
- Claude Code・Claude Desktop:Anthropic が MCP を提唱・標準対応
- VS Code・Cursor などの IDE:対応しているものも増えてきた
- 公開されている MCP:2026年4月時点で 9,400 以上(ほとんどは個人開発)
非エンジニアが日常で使う前提なら、Filesystem 1つから始めれば十分。
混同しやすい用語との違い
API との違い
API(エーピーアイ)も「外の道具をつなぐ仕組み」だけど、使うのにプログラムを書く必要がある。 MCP は 「AI のために最適化された API」 で、AI が直接使えるよう統一ルールが決まってる。
プラグイン・拡張機能との違い
ChatGPT のプラグインや、ブラウザの拡張機能と発想は近い。 違いは、MCP は AI 全般で使える共通規格 を目指してるところ。 Anthropic が提唱したけど、他の AI 会社も対応し始めてる。
CLAUDE.md との違い
CLAUDE.md は AI に「自分のルール」を覚えさせる ためのファイル。 MCP は AI に「使える道具」を渡す ための仕組み。
両方を組み合わせて使うのが、Claude Code の運用の基本。
まとめ
MCP = AI が外の道具を使えるようにする「アプリストア」みたいな仕組み。
- AI が外の世界を触れる
- 1つから始められる(Filesystem 推奨)
- JSON 編集は卒業した(設定画面で追加できる)
この3つだけ覚えておけば、Claude Code で何ができるかの幅が見えてくる。
ここから先の話
非エンジニア向けの MCP の選び方:
→ 非エンジニアの MCP 最低限 ─ 1つで動く、3つで止まる
Claude Code の最低限セットアップ:
→ Claude Code 最低限セットアップ ─ 削った先に残った3つの装置
Claude Code を1日だけ試してみる入口: