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入門

— AI / 人工知能 · 2026.05.05 · 8min

Claude Code を1日だけ使ってみる ─ 最初に頼んだのはコードじゃなかった

Claude Code、最初に頼んだのは「コード」じゃなかった、っていう話。仕事の洗い出しから始めた1日と、続けて使うようになった理由。20代・30代の最初の一歩。

Claude Code を1日だけ使ってみる ─ 最初に頼んだのはコードじゃなかった

仕事してて、「自分があと3人いたらなあ」って思ったことありません?

同じ作業の繰り返し、メールの返信、議事録の整理、資料の下書き。 「これ、自分じゃなくてもできるはず」って感じる仕事、結構あるよね。 半年前の自分も、ずっとそう思ってた。

Claude Code は、まさにそこに効くやつだった。

ただね、最初に頼んだのは「コード」じゃなかった、っていう話。 最低限の使い方なら、エンジニアじゃなくても1日で掴める。

読み終わるまで5分。試すかどうかは、その後で決めてもらえれば。

Claude Code って、コーディング AI でしょ?

って思ってる人、多いと思う。

正直に言うと、自分も最初そう思ってた。「AI にコードを書かせるツール」だと。

でもね、触ってみると分かるけど、Claude Code は 「AI と一緒に仕事するための作業環境」 に近い。コードを書かせることはもちろんできるけど、それは機能の1つで、本質はもっと広い。

仕事柄 AI には元々触れていて、最新情報も追ってた。だから Claude Code を触り始めるのも、自然な流れだった。

最初に頼んだのは「仕事の洗い出し」

最初の1問、何を頼んだか。

「自分の仕事をゼロから設計し直すなら、どのタスクが AI で自律的に進められるか、洗い出してほしい」

これ。

なんでこれだったかっていうと、自分が今やってる仕事に AI を「あとから乗せる」のがすごく難しく感じたから。すでに完成してる仕事のやり方から、AI を使う形に移行するのって、感覚を掴みづらいんだよね。

だから、まっさらな状態から「もし今ゼロから設計するなら?」って組み直してもらった。

これが、思いのほか面白かった。

初日の感想:拍子抜けと、ちょっとした発見

正直な感想を言うと、最初は 拍子抜けした

「AI にコーディング頼める」っていうのは、非エンジニアとして単純に感動した点ではあるんだけど、率直に言って AI は AI だった。最初から100%の成果物が出てくることは、ない。

「もうちょっと違うんだよなあ」って何回も伝えながら、一緒にアウトプットを修正していく。

で、ここで気づいたんだけど ──

これ、コードを書かせるっていうより、AI を「育てる」感覚に近い

自分の意図を伝える。修正してもらう。フィードバックを返す。記憶を残す。次の対話に活かす。

Claude Code には、その「記憶を残す仕組み」がしっかりしてる。CLAUDE.md とか memory とかのファイルに、AI とのやり取りの軌跡を残せる。これがあるから、毎回ゼロから説明しなくていい。

「AI を使う」じゃなくて、「AI を一緒に育てる」。1日触っただけで、その感覚は掴めた。

続けて使うようになった理由

1日で終わらず、毎日触るようになった理由を、自分なりに振り返ると。

気づいたら、仕事の大半が Claude Code 上で完結するようになってた

「目の前の仕事をどう進めるか」を考えるとき、まず Claude Code を開く。それが習慣になった。

なんでかっていうと、自分の属人化を減らせるから。

自分の頭の中だけで処理してた判断や手順を、Claude Code 上に残す。記録が残る。次の人(あるいは未来の自分)が同じ判断を再現できる。

そこまで行くと、もう「AI を使う」っていうより、自分の分身を作ってる感覚に近い。

これが、続けて使うようになった一番の理由だと思う。

こういう人向け

ここまで読んでくれた人のうち、特に向いてるのは:

  • 仕事に追われてて、「自分があと数人いたら」って思ったことがある人
  • AI に興味はあるけど、「コーディング AI」のイメージで止まってた人
  • ChatGPT は触ったけど、もう一段先を試してみたい人
  • 自分の仕事を 誰かに引き継げる形 にしておきたい人

逆に、エンジニアとしてバリバリ書く目的だけで使う場合は、ここで書いた内容より、もっと深いセットアップの話の方が役に立つはず(記事末尾にリンク貼っておく)。

最初の一歩

長く書いたけど、最初にやるのは2つだけ。

  1. Claude PRO プランに加入(月3,000円)
  2. 「自分の仕事をゼロから設計するなら何が必要?」と1問だけ聞いてみる

これだけ。

ここで補足を1つ。Claude Code を本格的に使うには、月3,000円の PRO プラン が前提になる。無料版だとできることが限られてるから、最低限の課金は必要、って話。

ちなみにこの「月3,000円」、第8記事「NISA、月3,000円から始めるとどうなるか」と 同じ金額 なんだよね。お金を働かせるか、AI を働かせるか。月3,000円から選べる選択肢が2つあるっていうのは、ちょっと面白い話だなと思う。

ここから先の話

Claude Code を「装置」として深く使うときに、何を入れて何を入れないか:

Claude Code 最低限セットアップ ─ 削った先に残った3つの装置

その装置の3つ目「最初の1つの MCP」の深掘り:

非エンジニアの MCP 最低限 ─ 1つで動く、3つで止まる

そもそも、AI・投資・IT で何を削った先がこれなのか:

要らない9割を捨てる 最低限スターターキット

まとめ

Claude Code、最初に頼むのは「コード」じゃなくていい。

「自分の仕事をゼロから設計するなら何が必要?」と聞いてみるところから始められる。 1日触れば、AI を「育てる」感覚は掴める。 続けるかどうかは、それから決めればいい。

2026年の今、触ってる人と触ってない人で、来年の景色がちょっと違ってくる。焦る必要はないけど、選択肢を持っておくと、たぶん損はしない。

月3,000円。AI を働かせる側の選択肢、まずは1日試してみる、くらいの温度感で。


この記事も疑ってもらっていい。Claude Code は2026年5月時点の話で、機能も価格も変わる可能性はある。

ただ、「最初に頼むのはコードじゃなくていい」っていう判断軸は、たぶんこの先も変わらない。